エグゼクティブセミナー

JPA Executive Seminar 2024
 
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開催趣旨  開催概要  第1回  第2回  第3回  第4回  第5回  第6回  最終回  事務局
Latest Update:2024.11.28
 
2024年度
参加お申込み受付中
「ビジネスと人権」研究会
エグゼクティブセミナー2024
 
「ビジネスと人権」研究会
全7回シリーズ
主催:公益社団法人日本フィランソロピー協会  協力:アミタホールディングス株式会社
2020年10月、日本政府は 「ビジネスと人権」に関する行動計画(2020-2025) を策定し、人権を尊重する責任として、(1)コミットメント(2)人権デュー・ディリジェンス(3)救済措置の3点を求めており、それを受けて、各企業におれましても、工夫・腐心を重ねておられることと思います。ただ、社会の格差はますます拡大し、取り残されている人たちが増えていることを実感しております。
 
当協会では、このたび、企業の経営層の方々を対象に、「ビジネスと人権」研究会を開催することにいたしました。多様な分野から講師をお招きし、それぞれの分野に通底する「人権」「いのち」の尊さ・危うさを掘り下げていきたいと思っています。日頃は、多忙を極めておられる経営陣の皆様に、いったん企業経営者・企業人の枠を離れて、リベラルアーツとして「人権」に向き合い、対話を通して、ビジネスの果たす「人権問題解決」に向けての役割と可能性を改めて考える機会にしていただければ幸いです。
 
ご参加を心よりお待ちしております。
チラシ画像
 
クリックすると
チラシをダウンロードできます。
 
 
<開催概要>
 
名称:
JPAエグゼクティブセミナー2024「ビジネスと人権」研究会
形式:
本研究会では、講師による講演のあと、座長・河野通和さんと講師との対話を中心に、ご参加の皆様とも質疑応答・意見交換を通じて、
より深い学びと発見の機会としていただきます。
座長:
河野 通和(こうの みちかず)さん
<プロフィール>
『婦人公論』『中央公論』編集長、新潮社で季刊誌『考える人』編集長を歴任。2017年4月に株式会社ほぼ日に入社し、「ほぼ日の学校」初代学校長を2021年10月まで務めた後、退社。
現在、京都橘大学客員教授、「たちばな教養学校 Ukon(うこん)」学頭。当協会理事
 
<座長メッセージ>
日本は「人権後進国」と言われます。最初に聞いた時には、驚きました。しかも世界が問題視している日本の人権状況は、なかなか解消されません。日本に必要なのは、「人権省」のような国家機関の設置や、国際基準を満たすような諸制度の整備、人権意識の啓発・教育であると言われます。一方で、現在の国際人権の推移をにらみながら、この間独自の動きを見せてきた日本企業の対応など、一定の成果もありました。
 
私たちは、いま改めて人権理念の歴史と本質を理解し、「自分ごと」として捉え直し、それぞれの立場や状況に応じて、適切に人権問題と向き合う「人権力」の強化に取り組むべきではないでしょうか。その学びの一助となれば幸いです。
講演_
シリーズ:
   開催日
  講師
テーマ
あと
2024年10月17日(木)
若林 秀樹
なぜ、サステナブル経営に「人権」の視点が重要か
2024年10月31日(木)
村木 厚子
人権問題 ~事件、仕事、市民活動から学んだこと~
2024年11月13日(水)
鈴木 江理子
分断か共生か? 日本の未来の分岐点
~外国人労働者の受入れ・移民政策の課題から考える~
2024年11月28日(木)
小島 慶子
ジェンダーギャップはなぜなくならないのか
2024年12月19日(木)
松村 圭一郎
“うしろめたさ” から考える商いの倫理
2025年01月16日(木)
稲葉 俊郎
いのちの可能性を追求するウェルビーイング
最終回
2025年01月28日(火)
堂目 卓生
共助社会と共感経済 ~アダム・スミスを起点として~
次第:
第5回以外
第5回(12/19)
 
14:30
15:30
開場・受付開始
15:00~17:00
16:00~18:00
セミナー(講義90分、質疑応答とディスカッション30分)
17:00~18:00
18:00~19:00
同じ会場にて講師を囲んでの懇親・交流会
(軽食をご用意いたします。)
会場:
(各回共通)
アミタホールディングス株式会社 東京オフィス
<所在地>
東京都千代田区神田駿河台4-3 新お茶の水ビルディング12階
<最寄駅>
東京メトロ
千代田線
千代田線「新御茶ノ水駅」直結
 
JR
中央・総武線「御茶ノ水駅」聖橋口改札すぐ前
<案内図>
こちら をご参照ください。(Google Map に移動します。)
参加費:
200,000円当協会会員企業 は 150,000円)
全7回分の参加費です。
各回ごとのご参加は受け付けておりません。
参加者の入れ替わりは自由ですが、原則として部長相当職以上のご参加をお願いします。
申し込みの際、登録いただいた請求書送付先へ参加費の請求書をお送りいたしますので、指定口座への振り込みをお願いします。
定員:
20名
 
 
<第1回> なぜ、サステナブル経営に「人権」の視点が重要か
 
日時:
2024年10月17日(木)
 
講師:
若林 秀樹(わかばやし ひでき)さん
THINK Lobby所長
ビジネスと人権市民社会プラットフォーム 代表幹事
特定非営利活動法人国際協力NGOセンター(JANIC)理事
 
<プロフィール>
1954年東京生まれ。1976年早稲田大学商学部卒業、1979年ミシガン州立大学大学院農学部林学修士課程修了。ヤマハ株式会社社員(営業・企画)、ヤマハ労組・電機連合役員、外務省在米大使館一等書記官(ODA担当)、民主党参議院議員(比例区)で次の内閣「経済産業大臣」、参院憲法調査会副会長、米戦略国際問題研究所(CSIS)客員研究員、アムネスティ日本事務局長等を歴任、国際人権基準、ビジネスと人権、SDGsに取り組む。グローバルコンパクトネットワークジャパン理事として、「ビジネスと人権」を担当し、2006年から会員を募り、ジュネーブで開催されている国連「ビジネスと人権」フォーラムに団長として参加。外務省「ビジネスと人権」国別行動計画策定のための委員会諮問委員。2019年より「ビジネスと人権市民社会プラットフォーム」代表幹事を務める。
 
 
<第2回> 人権問題~事件、仕事、市民活動から学んだこと~
 
日時:
2024年10月31日(木)
 
講師:
村木 厚子(むらき あつこ)さん
社会福祉法人全国社会福祉協議会 会長
 
<プロフィール>
1955年高知県生まれ。土佐高校、高知大学卒業。1978年労働省(現厚生労働省)入省。女性政策、障がい者政策、子ども政策などに携わる。2009年、郵便不正事件で有印公文書偽造等の罪に問われ、逮捕・起訴されるも、翌2010年に無罪が確定し復職。2013年から2015年まで厚生労働事務次官。
退官後は住友化学株式会社の社外取締役などを務めている。また、累犯障害者を支援する「共生社会を創る愛の基金」や、生きづらさを抱える若年女性を支援する「若草プロジェクト」の活動にも携わっている。
2023年より社会福祉法人全国社会福祉協議会会長を務める。
著書に『日本型組織の病を考える』(角川新書)、『あきらめない』(日経BP社)、『公務員という仕事』(ちくまプリマー新書)
 
 
<第3回> 分断か共生か? 日本の未来の分岐点
      ~外国人労働者の受入れ・移民政策の課題から考える~
 
日時:
2024年11月13日(水)
 
講師:
鈴木 江理子(すずき えりこ)さん
国士館大学文学部教授
 
<プロフィール>
一橋大学大学院博士課程修了。博士(社会学)。NPO法人移住者と連帯する全国ネットワーク共同代表理事、認定NPO法人多文化共生センター東京理事、一般社団法人かながわ国際交流財団理事、移民政策学会会長等を兼任。移民政策や人口政策を研究するかたわら、外国人支援の現場でも活動。
主著に『新版 外国人労働者受け入れを問う』(岩波書店)など。
 
 
<第4回> ジェンダーギャップはなぜなくならないのか
 
日時:
2024年11月28日(木)
 
講師:
 
Photo: Aya KAWACHI
小島 慶子(こじま けいこ)さん
エッセイスト、メディアパーソナリティ
東京大学大学院情報学環客員研究員
昭和女子大学現代ビジネス研究所特別研究員
 
<プロフィール>
1972年生まれ。1995年学習院大学法学部政治学科卒業、TBS入社、アナウンサーとしてテレビ・ラジオに出演。1999年第36回ギャラクシー賞ラジオ部門DJパーソナリティー賞受賞。2010年独立、各種メディア出演のほか、執筆・講演活動を精力的に行っている。
2014~2023年 オーストラリア・パースに教育移住。自身は日本で働き、夫と二人の息子が暮らすパースと往復する生活を送った。2015年~2020年朝日新聞パブリックエディター。2017年から東京大学大学院情報学環客員研究員(メディア表現とダイバーシティ:MeDi)。2019年から昭和女子大学現代ビジネス研究所特別研究員。2024年から息子たちが海外の大学に進学、自身は10年間の二拠点生活を終えて、日本に定住し新たに仕事の幅を広げている。
現在、文化放送「大竹まことのゴールデンラジオ」の火曜レギュラーを務める。
 
 
<第5回> “うしろめたさ” から考える商いの倫理
 
日時:
2024年12月19日(木) 16:00~18:00(受付開始15:30)この回のみ16時開始です。
 
講師:
松村 圭一郎(まつむら けいいちろう)さん
岡山大学文学部准教授
 
<プロフィール>
岡山大学文学部准教授。専門は文化人類学。所有と分配、海外出稼ぎ、市場と国家の関係などについて研究。
著書に『所有と分配の人類学』(ちくま学芸文庫)、『うしろめたさの人類学』(ミシマ社、第72回毎日出版文化賞特別賞)、『くらしのアナキズム』(ミシマ社)、『これからの大学』(春秋社)、『はみだしの人類学』(NHK出版)、『人類学者のレンズ』(西日本新聞社)など、共編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)、『働くことの人類学』(黒鳥社)がある。
 
 
<第6回> いのちの可能性を追求するウェルビーイング
 
日時:
2025年1月16日(木)
 
講師:
稲葉 俊郎(いなば としろう)さん
医師・医学博士・慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント(SDM)特任教授
 
<プロフィール>
1979年熊本生まれ。医師、医学博士、作家。東大病院循環器内科助教、軽井沢病院(2022-2024年、病院長)を経て、2024年現在、慶應義塾大学システムデザイン・マネジメント(SDM)特任教授。東北芸術工科大学客員教授(山形ビエンナーレ2020 2022 2024芸術監督)、武蔵野大学 ウェルビーイング学部 客員教授なども兼任。
著書に『いのちを呼びさますもの』『いのちは のちの いのちへ』(アノニマ・スタジオ)、『いのちの居場所』(扶桑社)、『ことばのくすり』(大和書房)、『山のメディスン』(ライフサイエンス出版)など。
HP:https://www.toshiroinaba.com/
 
 
<最終回> 共助社会と共感経済 ~アダム・スミスを起点として~
 
日時:
2025年1月28日(火)
 
講師:
堂目 卓生(どうめ たくお)さん
大阪大学総長補佐
社会ソリューションイニシアティブ長
大学院経済学研究科教授
 
<プロフィール>
京都大学大学院経済学研究科博士課程修了。経済学博士。2001年より大阪大学教授。専門分野は 経済学史、経済思想。
Political Economy of Public Finance in Britain 1767-1873 (Routledge/2004年)で日経・経済図書文化賞、『アダム・スミス-「道徳感情論」と「国富論」の世界』(中央公論新社/2008年)で、サントリー学芸賞を受賞。
2019年紫綬褒章受賞。2023年「いのち会議」事業実行委員会副委員長に就任し、2025年の大阪・関西万博で「いのち宣言」を発出する活動を進めている。
 
 
ご参考:
2024年4月号
当協会機関誌『フィランソロピー』2024年4月号 で、「ビジネスと人権」を特集しました。
巻頭のインタビュー記事 は、全文をご覧いただけます。
 
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お問い合わせ
 
<事務局>
公益社団法人日本フィランソロピー協会
担当: 小川 千種(おがわ ちぐさ)
TEL: 03-5205-7580 FAX: 03-5205-7585
お問い合わせ/ご連絡は、画面最下部の「お問い合わせ」ボタンをご利用ください。
 
エグゼクティブセミナー2024「ビジネスと人権」 研究会のご案内/おわり
最終更新:2024.11.28

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